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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.477 2016.6.18

「 5月の行事(4) 」

(前回からの続き)

5月の第3週はかつてないハードスケジュールが待ち構えていました。

まずは昨年加入した協同組合ジェプラ(FILE No.429参照)の総会の為、二泊三日で沖縄に行って来ました。
2012年に石垣島(FILE No.262参照)、昨年には宮古島(FILE No.417 参照)を訪れていますが沖縄の本島は解散した流通システム研究会で2010年に行った時(FILE No.192,193 参照)以来、まる6年ぶりです。
ジェプラは結成30周年と言う事で、それを記念して今年は豪華に沖縄となったそうで…うちはいいタイミングで入ったものだ(笑)。
ところが皮肉な事に沖縄は数日前から梅雨に突入! ANA機が那覇空港に着くと既に本格的な雨模様でした。しかもこの日は日本全国晴れ模様で雨マークは沖縄だけですよ…ったく、誰だよ雨男は! …そのままホテルにチェックイン、会議を行い夜もホテル内で食事会がありましたが、その間も雨足は強くなる一方のようでした。
翌日はゴルフ組と観光組に分かれますがゴルフに行く人たちは本当にお気の毒…私は勿論観光組です(笑)。
一夜が明けるとどんよりと曇っていましたが、とりあえず雨は止んでいました。
我々は沖縄美ら海水族館、首里城公園を見学、昼食は「ぐしけん」なるお店で名物・ぐしけんそばをご賞味…美味しかったですがソーキそばとの違いはよくわかりません(笑)。
ホテルに帰り着く3〜4時頃になって再び雨が降って来ましたが、後で聞くとゴルフ組は雨に当たらず済んだそうです。ジェプラメンバーは悪運が強いなあ(笑)。
夜は「碧」(へき)と言うステーキハウスで食事会、お店の名前を聞いた時から何となく気になっていましたが、到着したらやはり6年前にも来たお店でした。
この前週に新入社員の歓迎会もありましたが、最近は飲酒の機会が殆ど無く、前夜に続いてビール、ワイン、泡盛とさんざん飲まされて酔いの回る事…よく「田宮さんはいくら飲んでも酔いませんね。」と言って注がれるのですが、顔に出ないから損するタイプなのです。一杯飲んだだけで真っ赤になる人が羨ましいですねえ。
ところで那覇市内をタクシーで走っていると「山羊料理」の看板がいくつか目につきました。私は知らなかったのですがこちらは山羊料理が名物だそうです。
何だよ、折角なら本土では食べられないそっちが食べたかったよ!運が良ければ珍味中の珍味?山羊のキ○タマの刺身(!)も食べられるとか…いつになるか分かりませんが、今度来たら絶対食べに行きたいです。(沖縄出張ダイジェストはこちらをクリック

翌日は夕方大阪に帰って来ましたが、皮肉な事に帰る日の沖縄は快晴でした(苦笑)。
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 青森空港に到着
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 遠くに見えるのは八甲田山

しかし休む間もなく私は次の日もまた遠征が待っていました。
行き先は青森県の八甲田!懇意にしている同業や異業種の方々の集まりで行く事になったのですが、計画段階ではまさか沖縄との連戦になるとは夢にも思わなかったので思わず天を仰ぎましたよ。
「泡盛を 飲んだ翌日 青森へ」(親父ギャグ 笑)…まさしく日本列島縦断ですが、当然新幹線では時間がかかりすぎるので飛行機を使用、朝8時45分の便で初めて青森空港に降り立ちました。
但し今回は守秘義務があって視察内容を報告出来ないのが残念です。某温泉旅館に一泊しての地元の新鮮な食材を使用した夜の食事が大変美味しかっただけはお伝えしておきます(笑)。
尚、私実は8月にも今度は完全プライベート(大体想像つきますね 笑)でここ青森に来る事が決定しております故、その時は詳しくレポートさせて頂きます。
翌日、他の参加者はロープウエーに乗って八甲田山に登ってから帰るとの事でしたが、私は朝9時55分発の飛行機で大阪にとんぼ帰りしました。
この日は17時から京都で太田裕美さんのコンサートがあるからです。
沖縄 → 青森 → 京都とプロレスラーの地方巡業並みの強行軍ですが、この日はソロ・コンサートだけに欠かせません。
当初は伊丹空港からダイレクトに京都入りするつもりでしたが、予想外に早く帰って来たので一度家に戻って荷物を置きシャワーを浴びる余裕がありました。
三時前に改めて家を出てやって来たのがロームシアター京都…そう、前回詳報の通り三週間前に「ゴジラ音楽祭」でやって来た会場です。ゴジラ&太田裕美と全く真逆のコンサートで月に二度も同じ場所に来るとは思いませんでしたよ。
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ロームシアター京都(旧・京都会館)にて「太田裕美コンサート2016」

因みに今年の1月にリニューアルオープンしたばかりのこの会場、以前は京都会館と言う名前だったそうです。
ステージで裕美さんが話されていましたが、京都会館での思い出と言うと何と言っても81年の爆弾騒ぎが印象に残っているとの事でした。
これは会場に爆弾を仕掛けたと言ういたずら電話があり、幕が上がって裕美さんが歌いだそうとしたら突然幕が降り、一旦全観客を館外に出して一時間後に改めて開演となったというハプニングで、翌日の新聞でも報道されたそうです。
その場にいたファンの何人かがこの日の会場にも来ている事が裕美さんの呼びかけで判りましたが、長くファンを続けている方々に敬服します。…しかしよく考えたら私が初めてコンサートに行ったのは同年12月の大阪・毎日ホールでしたからキャリア的にはそんなに変わらないですね(笑)。
日本列島横断の疲れが出て途中少しやばかったですが(苦笑)無事名曲の数々を堪能して家路に着けました。とにかくこの週は疲れ果てました…。

5月最後の土日はプロレス連戦、しかし今回は我が地元大阪なので肉体的には非情に楽です。
先ずは28日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナとは言いたくない)でプロレスリング・ノア、大阪では昨年9月以来のビッグマッチですが、半年前に観たGHCヘビー級選手権試合、鈴木みのるVS杉浦貴の一戦(FILE No.443「暴動」参照)は個人的には2015年のベストバウトでした。
あの後GHCのベルトは鈴木ものる→丸藤正道→杉浦貴とめまぐるしく移動し、いよいよ今宵は潮崎豪が挑戦、見事タイトルを奪取したのですが、今回も昨年に負けず劣らずど迫力の一戦でした。(プロレスリング・ノア大阪大会はこちらをクリック

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 丸藤正道&飛び入り参加の矢野通選手とスリーショット

翌日は正午から私の家から地下鉄で三つ目の駅、森ノ宮のエディオンに丸藤正道選手がやって来ると言うので出かけて行きました。
前夜の大阪大会のセミファイナルで、新日本プロレスの矢野通選手との越境コンビでGHCタッグ選手権に挑戦、これまで10度の防衛を果たしている難攻不落のチーム、KES(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr組)を遂に倒し新王者となった丸藤選手はベルトを持って颯爽と入場しました。
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 本物のGHCタッグ王座

そしてここでハプニング、丸藤選手の呼びかけで急遽矢野選手も(東京への新幹線代を稼ぐ為に 笑)飛び入り参戦してくれたのです。まさかのタッグ王者揃い踏みに集まったファンは大喜びでした。
私はGHCシングルのレプリカを持参していましたので、お二人が持って来たタッグベルト(こちらは勿論本物)と合わせ3本のベルトに囲まれての記念撮影となりました。

一旦家に帰って一休みした後夕方は難波へ…昨日と同じ大阪府立で今夜はIGFの観戦です。
昨日からの連戦と言うだけでなくこの日は大阪市中央体育館で新日本プロレス(佐野先生はこちらに行ったとか)、さらに神戸サンボーホールではWRESTLE-1が開催と言う興行戦争でした。
この日は東京からわざわざやって来た同業のHさん、同じく静岡から密航の猪木信者仲間と三人での観戦、皆様遠路はるばる大阪へ、ご苦労様です。
ところでこの日の大会名には「アントニオ猪木VSモハメド・アリ格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会」の冠が付いていました。
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 モハメド・アリ実使用の
ガウンが展示

そう、今年はあの猪木−アリの世紀の一戦(FILE No.177,382参照)の40周年記念イヤーなのです。
先頃日本記念日協会がこの試合が行われた6月26日を「世界格闘技の日」に制定しましたが、当時をリアルタイムで知る者としては感無量です。
試合前には各界著名人からの猪木さんへのお祝いメッセージのVTRが流されましたが、その中に張本勲さん(元プロ野球選手)も登場していました。
VTRでは当然張本さんも猪木さんを絶賛していましたが、私の手元にある資料には試合当時(76年)の張本さんのコメントがしっかり残っています。
(試合前)「全く関心ありません。いくら世紀の対決と言ってもショーでしょう。結果は引き分けだと思う。これは単なるお金儲けですな。」
(試合後)「僕は最初から引き分けだと思っていた。あんな事するから八百長って言われるんだよ。」
お〜い、張本さん、自分の言葉に責任持ってくれ(笑)!…ま、今更40年前の事言っても仕方ないですが当時の世間の評価ってこんなものだったんですよねえ…。
正当な評価を受けるようになるまでに長い時間がかかった世紀の一戦、まさに「時は全ての裁判官」(猪木語録)です。 試合後のパーティで猪木さんの挨拶時、私厚かましく猪木さんの眼前に立ち拝聴させて頂きましたが、あれから40年の月日が流れてもかっこいいなあと改めて惚れ惚れしてしまいました。例によって猪木さんはすぐに退場してしまいましたので、会場内では他の選手たちと記念撮影に勤しみ、4月の決起集会の時に続いて大の猪木信者であるマグニチュード岸和田選手とまたも猪木ネタで盛り上がってしまいました。
IGF大阪&アフターパーティはこちらをクリック

ジメジメと蒸し暑い毎日が続く6月ですが、暑気払いに来週は「絶世の美女」(ああ、すぐネタバレしそう)が登場しますので乞うご期待!

PS この原稿を書き上げた直後、アリ逝去の衝撃ニュースが流れ絶句しました。謹んでご冥福をお祈り致します…。

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