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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です

FILE No.332

2013.7.13
「 ロシア最新流通視察(1) 」
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 WWS大阪大会のポスター

先月の23日、約一年ぶり(FILE No.290「インディペンデント」参照)に群馬のどインディ団体、WWSが大阪にやって来ました。
今回もメインはミスター・ポーゴと大仁田厚の23年越しの因縁マッチ、試合後の大仁田の聖水パフォーマンスで私は今年も頭から水浸しにされました(笑)。
WWS大阪大会はこちらをクリック

そして翌日から私は海外へ出発、日本小売業協会さんが主催する「第1回ロシア最新流通視察」に参加したのです。
同協会の視察は昨年のインド(FILE No.267270参照)、ベトナム&カンボジア(FILE No.301303参照)以来通算3度目の参戦ですが、ロシアと言えば平成元年、ペレストロイカの風に乗って新日本プロレスに登場した旧・ソ連のレッドブル軍団を思い出しますね〜。
ソ連からプロレスラーが誕生するなんて画期的なことで、視察直前の私は連日、レッドブル軍団のテーマ曲「THE RED SPECTACLES」を聴いてモチベーションを高めておりました(笑)。

第1日目 6月24日(月)

24日は朝10時に成田に集合、参加者は毎回お世話になっている小売業協会の近江部長と添乗員も含め18名、今回も不動産、システム、ソフトウエア、経営コンサルタント…etcとバラエティに溢れたメンバーです。
参加者名簿は事前に配布されていたので皆様、例によって私の事をプラモデル屋さんと思っていたようですが(笑)、実は私も名簿を見て驚きました。
わが経営の師匠(FILE No.014,033,034,051,137,184,300他 参照)石野誠一先生のご子息で現・明日香出版社代表の栄一さん、先生のお嬢さん(名前も明日香さん!)、同社取締役の小林部長の御三名が参加されていたからです。
元々私がこのツアーを知ったのも先生がかつてよく参加されていたのをブログで知ったからですが、嬉しくて久々に先生にメールをさせて頂き、旅行中も明日香出版様御一行には大変良くして頂きました(感謝!)。

正式名称 ロシア連邦  面積170万5千km2(日本の約45倍)、人口 約1億4300万人、アエロフロート・ロシアの飛行機に乗って首都モスクワまでは約10時間の長旅です。

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 上空から観たロシアは
緑だらけ…

長時間のフライトという事で今回私はビジネス席で申し込んでしまいました。
包材屋の分際で(笑)贅沢してすみません!!
夕刻の5時過ぎ、ようやくモスクワ着、さらに乗り換えて(飛行時間1時間20分)サンクト・ペテルブルグに夜9時着、ホテルにチェックインしたのは10時過ぎでした。
日本とモスクワの時差は約5時間、という事は日本時間なら真夜中の3時、ね、ね、眠てえ〜。風呂に入ってから死んだように眠りに落ちました…。

第2日目 6月25日(火)

いよいよこの日から視察開始、サンクト・ペテルブルグという舌を噛みそうな名前のこの町は首都モスクワに次ぐロシア第二の大都市です。
朝9時にホテルを出発し9時半から94年に日本の外務省主導で発足した、サンクト・ペデルブルグ日本センターを訪問しました。
この日は快晴で気温は何と32℃! ロシアと言えば寒いイメージだったので(実際、冬は地域によってはマイナス30度にも達する)6月ならベストシーズンだろうと北海道に避暑に来るような気分だったのですっかりあてが外れましたが、日本センターでお聞きした話にもカルチャー・ショックを受けました。
我々日本人が一般的に持つロシアのイメージは前述の「寒い」の他に「暗い」「冷たい」とマイナスのものばかり、これは北方領土問題やかつてのシベリア抑留(山崎豊子の「不毛地帯」のドラマ面白かったなあ)などが影響しているものと思われます。
しかし逆にロシアの人々の大半は親日家で日本人に対して勤勉、真面目、几帳面と相当に良い印象を持ってくれておりその高い技術力から日本製品も凄い人気、それにこちらでは日本食ブームで、デパートやモールに行くと必ず寿司など日本食のお店がありました。
言わば日本に一方的な片思いのロシア、何となく申し訳ない気持ちになってしまいました。
こんな背景がある為か日本のロシアとの貿易の比率は全体の約1.6%程度と予想外に低いのが現状です(日露の架け橋となった大黒屋光太夫を描いた映画「おろしや国酔夢譚」感動的でした)。

ロシアについて色々とレクチャーを受けた後11時半からはサンクト発祥で多店舗展開するロシア最大のスーパー、「オーケイ」を訪問し説明と店舗見学のお時間を頂きました。
ユニチャームやエリエールの紙おむつが日本のパッケージのまま置いてあって(当然説明書きも全て日本語)しかも値段は現地のものより倍近く高いのによく売れているとの事、メイドインジャパンに対する信頼性の高さが伺えます。

そして午後1時半に訪れた「レンタ」は倉庫がそのままお店になっているディスカウント型のスーパーでした。お店の中で営業時間中に店員が堂々とフォークリフトで上段にある商品を下ろしている(その一角は一応テープを貼って立ち入り禁止にしているが)光景は日本ではなかなか想像できません。
3時半に100年以上の歴史があり、195ものテナントが入っている巨大ショッピングセンターの「リエト」に伺ってこの日の視察は終了となりました。

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 ロシアは
クラシックバレエの本場

夜は希望者のみがオプションツアーで本場のクラシックバレエ「白鳥の湖」を観賞に出かけましたが3万円と高額なうえに3時間と上演時間も長く興味の薄い私はパス(プロレスなら勿論行きますが 笑)、行った人に翌日聞いたら古い劇場で冷房設備が無く(昔の大阪府立体育館か!)汗だくで大変だったとか…。
夜と言ってもこちらは所謂、白夜(びゃくや)で10時頃になってもまだ太陽が沈まないんですよ! 昼とあまり変わらず暑いし身体がおかしくなりそうでした。
♪ Remember 何て美しい 白夜 全てが〜と岩崎宏美の「25時の愛の歌」(火曜サスペンスのエンディングテーマ!)を何度口ずさんだことやら(笑)…。
バレエに行かなかった人たちと近所のビア・パブ(ロシアではこのようなスタイルのビアレストランが多いそうです)でビールを飲みながら食事していたら近くのテーブルにいた陽気なロシア人たちからウオッカを炭酸で割ったものを4杯も飲まされ(当然イッキ呑み!)すっかり酔ってしまいました…。
ロシア人の男性の平均寿命は何と62歳、その大きな要因の一つが煙草とアルコール依存症だとか、そりゃあ寒い土地だからってこんな度数の高い酒ばかり飲んでたら 早死にするよなと妙に納得…。
第2日目のダイジェストはこちらをクリック

(次回へつづく)
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