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社長の日誌

社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.485 2016.8.20

「 WWE日本公演(2) 」

お盆も終わりましたがまだまだ暑い日が続く今日この頃、今回は7月前半最大のイベントだった、年に一度のWWE日本公演の特集です。
7月1〜2日、両国国技館で行われた二連戦には昨年同様世界のスーパースターズが大挙来日しました。
今年の4月には念願叶って本場アメリカにて「レッスルマニア」
(FILE No.471474 参照)を遂に体験出来た事もあり、あの夢の空間を彩ったスーパースターズを再び日本で観られる事に早くからテンションが高まりっぱなしでした。
チケットは4月16日からの一般販売に先駆けて携帯モバイルの会員のみ3月26日から先行予約が可能と聞きこの時期だけ(笑)会員になり、気合を入れて発売開始時間と同時に申し込みを済ませました。
そして4月に入り一般販売日の直前、衝撃的なニュースがリリースされました!
華名改めASUKA、今年新日本プロレスから移籍した中邑真輔、AJスタイルズの三人の日本公演出場が電撃発表されたのです!
チケットはたちまちプラチナペーパーとなり、予想通り発売初日で殆んど完売状態、いかに世界のWWEと言えども日本と言う独特のマーケットではまだまだその人気は発展途上、例年両国での二連戦の特に初日は満員にならない事が多かったので、今回はまさしく異常人気です。 一番人気は何と言っても中邑真輔でしょうが、改めてこの凱旋帰国トリオがいかに注目されているかがわかりました。
先行予約しておいた私は高見の見物でしたが、チケットが手元に来るまで数ヶ月かかりその間ヤキモキしていました。待ちに待ってやっと届いたプラチナチケット、初日が前から2列目、二日目は何と!最前列! 我ながら強運ぶりにプロレスの神様に感謝です。
さらに本番直前になってもう一つ朗報が届きました。
当初はメンバーに入っていなかった私のご贔屓、「狂犬」ディーン・アンブローズが急遽、2年ぶりの来日が決まったのです!
それだけでも盆と正月が一緒に来たような喜びようでしたが、さらにさらにダメ押しの朗報があるとは思いませんでした。
6月19日(現地時間)に行われたPPVイベント「マネー・イン・ザ・バンク」を難波のプロレス・バー「カウント2.99」さんにお邪魔して観戦、ここでラダー・マッチ(リング上に梯子を持ち込んだ試合)を制したアンブローズがマネー権を獲得したのです。
マネー権とはWWE世界王座にいつでも何処でも挑戦出来る権利証で、アンブローズが世界王者になる日もそう遠くない!?と喜んでいたら、これは壮大なドラマのほんの序章でした。
ラダー戦の後に行われたメインのWWE世界戦、王者ローマン・レインズと挑戦者セス・ロリンズの一戦は大熱戦の末、ロリンズがタイトル奪取に成功!

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 来日直前、狂犬ディーン・アンブローズはまさかの
世界王座奪取!

ベルトを掲げ勝ち誇る新王者ロリンズ、ところが次の瞬間、館内に鳴り響くのはアンブローズのテーマ曲、駆け込んで来たアンブローズが先程奪ったばかりの挑戦権を早くも行使、何とわずか8秒でロリンズを秒殺、WWE世界王者になったのです!
モニターの前で狂喜乱舞の私、明智光秀の三日天下顔負けの8秒天下で終わったロリンズが哀れでしたが(笑)アンブローズがまさかの世界王者として来日決定ですよ!
WWEの主力勢は通常二つの班に分かれて全米各地や海外をサーキットしていますが、今回の来日メンバーは過去最高と言っても過言じゃない程の充実ぶりで、大成功間違いなしを確信しました。

前置きが長くなりましたがこうしてやって来た二連戦の初日、両国国技館は暑い中多くのWWEユニバース(WWEファンの呼称)が早くから詰めかけ凄い熱気でした。
WWEの御一行は前日にハワイでの公演をこなし日本に到着したのはこの日の午後との事、時差を超えて世界を駆けるスーパースターズ、毎度の事ながらそのタフネスぶりには敬服します。

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 モバイル会員のみの
記念撮影コーナーもあり

館内は既に出来上がった状態で第一試合からアメリカの会場のようなノリ、その中で最高のパフォーマンスが繰り広げられましたが、何と言っても私の最大の注目は昨年9月以来となる、華名ちゃんの試合でした。
未だASUKAではなく華名ちゃんと呼んでしまう私(笑)、NXT(WWEの別ブランド)で連戦連勝の彼女は4月にとうとうNXT女子王座を奪取、王者として堂々と故郷に錦を飾ってくれたのです。
キックにサブミッションを織り交ぜた試合ぶりは日本時代と全く変わらず、そこに腰ふりダンスを加えたのがWWE流の味付け(笑)? そしてフィニッシュとなったのは日本ではカナロックと呼ばれたアスカロック(胴絞め式チキンウイングスリーパー)でした。
このブログで過去紹介して来たように、日本時代は比較的多彩なフィニッシュ技で極めていた華名ちゃんですが、アメリカに行ってからは私の知る限りアスカロック一本槍、WWEのイメージ戦略かと思いますが、あまり大技を乱発せず一つ一つの技を大切にするWWEの姿勢は好感が持てます。
日本時代は女子選手の中で最も集客力が高かった華名ちゃんですが、日本の女子プロレスの現状はビッグマッチでも後楽園ホールが関の山ですから、祖国でこれほどの大会場で試合が出来た事は感無量だったと思います。
ほんの一年前には新木場とか生野区民センターとか場末の(失礼!)小さな会場で200人ぐらいの前で試合をしていた人が今や一万人級の会場で戦い、その試合映像を全世界で数千万人の人が視聴しているかと思うとこれぞまさしく和製アメリカンドリームです。
その反面、あまりにも遠い存在のスーパースターになりすぎてもう気軽にサインをもらったり一緒に写真を撮らせてもらったり出来ないのが寂しいのも本音ではありますが、それでも公約通り世界の華名ちゃんになってくれた事は日本のファンにとって誇らしい限りですよ。

やはり館内が一番盛り上がったのが中邑真輔選手の凱旋試合で、こちらもコスチューム、試合ぶりは日本と全く一緒、フィニッシュは日本ではボマイエと呼ばれた膝蹴りですが、WWEではキンシャサと呼ばれています。
何故ボマイエがキンシャサ? …ボマイエとは元々リンガラ語(コンゴ共和国=ザイール)で直訳すると「彼を殺せ!」とか「ブッ潰せ!」と言う過激な意味を持っています。
1974年、ザイールの首都キンシャサでモハメド・アリが絶対不利の予想を覆し王者ジョージ・フォアマンを倒し新王者となった試合は「キンシャサの奇跡」と伝説的に語り継がれていますが、この試合中に観客が「アリ、ボンバイエ(ボマイエ)!」と一斉にコールしました。
「アリ・ボンバイエ」の掛け声は後にアリのテーマ曲のイントロ部分にも挿入され、この曲が「イノキ・ボンバイエ」にアレンジされて猪木さんに贈呈されたのはあまりにも有名なエピソードです。
これがキンシャサの由来ですが、ひょっとしたら新日本プロレスがボマイエを商標登録していたのでしょうか(未確認)。
WWE Live 初日はこちらをクリック

大盛り上がりのWWE、興奮が冷めやらなかったせいか、その日の夜は目が冴えて二時間ほどしか眠れず二日目を迎えました。
この日は朝からWWEタッグ王者、ニューデイのサイン会の為、高田馬場まで行って来ました。 限定100名のこのイベント、参加券を何としてもゲットする為、発売日の発売時間には時報を聞きながらパソコンの前で待ち構える万全の体制で挑みました。
かつてのトワイライトエクスプレスの必殺10時打ちを思い出しますが(笑)、時間と同時にボタンを早打ちし見事参加券をカートに入れる事に成功! 尚、予定の100枚は数分後にはSOLDOUTの表示、危ないところでした(汗)。

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 サービス精神旺盛な
ニューデイのトリオと

ニューデイの三人組は今年4月アメリカでのイベントで列に並んだものの時間切れで撃沈と言う残念な思い出がありましたが、まさかアメリカでの借りが日本で返せるとは思いませんでした。三人ともリング上のキャラクターそのままに陽気で気さくな人たちで皆大喜びでした。

ニューデイのイベント終了後は渋谷のHMVに移動、今度はケビン・オーエンズの撮影会です。このイベントは一週間前からお店で対象商品を購入した人に先着で整理券が配布されたのですが、まさかそれだけの為に上京するわけにも行かないので墨田区のHさんにお遣いを依頼しゲットしました(持つべきものは友達、感謝!)。

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 ケビン・オーエンズとの
ツーショット

リング上ではヒール(悪役)のオーエンズですが、自らにこやかに「ハロー」と握手の手を差し出し肩を組んでくれるいい人でした。

一旦ホテルへ帰ってしばしの休息後、夕方には再び両国へ…この二日目はHさんと最前列で観戦しました。
前夜もそうでしたが、選手の入退場時にはWWEユニバースがドッとリングサイドに押しかけプロレス観戦と言うよりちょっとしたロック・コンサートのノリでWWE初観戦のHさんは目を丸くしていました(笑)。
この日もASUKA、中邑真輔と日本人が大活躍、そして前夜に続いてメインを務めたのは我らがWWE世界王者ディーン・アンブローズでした。
二日ともゲーム性の強いトリプルスレットマッチ(三人が同時に戦う試合方式)でしたが、館内を沸かせ最後はきっちりと必殺技ダーティディーズ(ダブルアーム式DDT)を極めてベルトを防衛、日本公演の最後を締める重責を果たしました。
生存競争の激しいWWEマットですから世界王者としての来日は今回が最初で最後かもしれませんので、その意味でも貴重な日本での防衛戦に感動しました。
WWE Live 2日目はこちらをクリック

試合後は某ラップメーカーのMさんも合流、三人で両国のチャンコで乾杯しました。この日は前夜の寝不足に加え酒の力で死んだようにぐっすり眠れた事は言うまでもありません(笑)。

大阪へ帰る翌日、代官山にてトークイベント(こちらも二連発!)に参加して来ました。
まず第1部は何とも渋い組み合わせで天龍源一郎&藤原義明!
そして第2部は昨年も実現した小橋建太&武藤敬司!
昨年は「このプレミアムタッグが揃う機会は二度とないかもしれない!」と思いかなり無理して参加しましたが、あらら、一年もしないうちにまた実現するとは(苦笑)。
1部のスリーショットの撮影時、藤原組長から「君、何処からだっけ?」と声をかけられました。「大阪です。」と答えると「あっ、そうだよなあ。いつも来てくれるんだよなあ、有難う。」と言って頂きました。
藤原組長だけでなくこの日登場の天龍、小橋、武藤の各氏には割と頻繁にお会いしていますので顔覚えられてると思います(笑)。 

大満足の三日間を終えて大阪へ無事帰還、次回はまだまだ7月のネタが続きます…。

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天龍&藤原組長とのスリーショット
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小橋&武藤とのスリーショット
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