包装資材の専門商社 タミヤ

ホーム タミヤのチカラ 商品ラインナップ 環境保全活動 会社情報 お問い合わせ

会社情報

Home > 会社情報 > 社長の経営日誌
会社概要
主要販売・仕入先
社長の日誌

社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.471 2016.5.7

「 レッスルマニア(2) 」

先月の初めに約一年ぶりに海外視察に行って来ました。
今回の訪問は自由の国アメリカ…厳密には一昨年にサンN会の旅行でハワイに行きましたが個人的にはどうもハワイはアメリカと言う感じがしませんので、それ以前となると解散した「流通システム研究会」で2007年に行った視察(FILE No.015参照)以来、9年ぶりとなる米本土への上陸です。
今回はテキサス州のダラスへ行って来たのですが、同地を訪れるのは98年に当時のお得意先の会で来て以来18年ぶりの事でした。
様々な異業種の方が総勢16人集まったこのツアー、正式なスケジュールは4月2日が出発日でしたが、私は一日早い1日に日本を発ちました。
他にもそれぞれの理由で私同様先乗りした方が4人いましたが、お互い顔見知りではないので現地までは事実上不安な一人旅です。
もっともダラスのフォートワース空港へは日本から乗り換えなしの直行便があるのでまだ精神的には楽、これなら幾ら私でも迷子になる心配はありません。
成田発夜6時半の飛行機でしたが、私は伊丹から乗り継がなければならないので午前中には家を出ました。成田に着いてグローバルWi-Fiをレンタルしてアメリカン航空の便に搭乗、11時間半かけて無事目的地に到着しました。
時差は-14時間なのでこちらはちょうど1日の夜になったところでしたが、現地ガイドの方が出迎えてくれてここで先乗り5人がようやく顔合わせ、そのままホテルまで送迎して頂きました。

今回もスーパーを始め様々な流通小売を視察しましたが、9年ぶりに米本土の店舗に来て驚いたのは何処のお店も非常に日本やアジア系の視察に対して警戒心を抱いていた事です。過去に一部のルールやマナーの悪い視察団がいた為でしょうが、神経過敏で売り場の写真を一枚も撮らせてくれません。

 クリックで拡大
 ウォルマート(外観のみ)

全米最大の小売りであるウォルマート、自然食品やオーガニックを売りにしているホールフーズ、18年前にも訪れた惣菜が売りのイージーズetc…厳しい所では外観の写真すらNGでしたよ。
何処も「見学は自由にどうぞ。」と言うスタンスで、正直盗み撮りするチャンスもあったのですが、商人伝道師こと水元仁志先生の教えを思い出して自粛しました。

今回広い米本土の中で私が半ばゴリ押しで(笑)ダラスを視察地にプッシュした最大の理由は実は他にありました。
プロレス界世界最大のイベント、「WRESTLEMANIA」(レッスルマニア)
(FILE No.422参照)がこの地で開催されたからです!
ある程度予想はしていましたがダラスに着いてびっくり、町ではあちこちにWWEスーパースターズの顔写真の幟があり、WWEのTシャツを着た人が沢山歩いていました。
売り場の写真が一枚も無い事ですし、そんなわけでこれ以降は「レッスルマニア観戦記」となる事をご了承下さい(笑)。

さて、昨今のWWEの日本における視聴状況ですが、「RAW」(ロウ)「SMACKDOWN」(スマックダウン)の二大ブランド番組は「スカパー!」で観られるのですが、月に一度のPPV大会の放送が無くなってしまいました。
連続ドラマをずっと観ていて肝心の最終回が観られないようなものですからこれは酷い!
今年からWWEの動画配信サービスである「WWEネットワーク」が日本でも視聴可能になったので、何としてもこの加入者数を増やしたいWWEとしてはそちらで観てくれと言う事でしょうがどうも私、パソコンでプロレスを観るのはあまり好きじゃなくて…今の若いファンはスマホで観たりしていますが、やっぱりプロレスはテレビの大画面で観たいですよねえ…もっとも最近のテレビはインターネットに接続出来るのですが、あいにく10年以上前に買った我が家のテレビにはその端子がないのです(涙)。
そこでPPV大会の時は難波にあるプロレス・バー「カウント2.99」さんにお邪魔してお店にある大画面のモニターで視聴させて頂いています。しかも同店のマスターも知人のWWEファン総勢5人で全て個人手配でレッスルマニア観戦の為に渡米しており(もっと早くわかっていればそっちに加えて貰えば良かった)現地では色々とお世話になりました。

ところで今年は年の初めからプロレス界に大激震が走りました。
新日本プロレスの中邑真輔選手が退団、WWE入りを表明したからです。
たまたま東京にいたので何の気なしに前売りを買っておいたおかげで真輔選手の新日本ラストマッチ(1月30日、後楽園ホール)を観戦する機会に恵まれました。

 クリックで拡大
 中邑真輔が電撃移籍!
WWE-NXTでは日本人選手
が大活躍!
 クリックで拡大
 こちらではASUKAの名前で大活躍
 クリックで拡大
 生で観たかった!見事にNXT女子王座を奪取!

そしてWWEと言えば忘れてはならないのが我らが華名ちゃん!
昨年9月の日本ラストマッチ(FILE No.442「マニフェストFINAL」参照)を終えた華名選手は渡米後、ASUKA(明日香)のリングネームでWWEの「ロウ」「スマックダウン」に続く第三のブランド「NXT」の所属選手となりデビュー以来連戦連勝、
NXT女子王座への挑戦権を掴みました。
そのタイトルマッチと真輔選手のデビュー戦が行われるNXTのビッグマッチ「テイクオーバー」がここダラスで開催されたのが4月1日、ちょうど私が到着した日だったのです! 私の我が儘でツアーの日程を変えるわけにもいかないのでもっと早くわかっていれば、自分だけでももう一日早く渡米していたのに…。
試合開始は夜9時からと遅めだったので、無理をすれば着いたその足で行く事は出来たのですが、NXTの人気は凄く早くからチケットは完売で、断念せざるを得ませんでした(涙)。
私より数日早くこちらに来ていたマスターたち御一行は羨ましい事に観戦できたそうですが、予想通りASUKAこと華名ちゃんは初挑戦でタイトルを奪取、デビューわずか半年で頂点を極めたのです。ああ、華名ちゃんの晴れ姿をこの目で観たかった!
尚、NXTの試合が終わった後、深夜には近くで「怪獣イベント」(?)なるインディーズの興行もあったそうで、日本からはフリーの飯伏幸太選手が参戦、マスターたちはそちらもハシゴしたそうです(好きですねえ 笑)。
私も事前に「時差ボケで眠れないようならどうですか?」とお誘いを受けましたが、流石に翌日からの行程にさしつかえそうなのでご遠慮しました。

 クリックで拡大
 ベルトを持っての凱旋帰国に期待

今頃華名ちゃんの試合は始まったかなあ?と気になりつつも、一刻も早く時差を克服しようと睡眠薬を服用して早めにベッドに潜り込みましたが、やはり夜中に目が覚めてなかなか寝付けませんでした。

前述の怪獣イベントのようにレッスルマニア期間中はあちこちで様々な便乗イベントが開催されており、さながらダラスはすっかりプロレスタウンと化していましたので、次回より詳しくお伝え致します。

(次回へつづく)
<過去の日記>
サイトマップご利用にあたってプライバシーポリシー

(c) 2007 TAMIYA.Ltd