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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.435 2015.8.8

「 異端児よ何処へ… 」

このブログの更新日は8月8日、プロレスファンが条件反射的に思い出すのが昭和最後の年である63年のこの日です。
そう、88.8.8月曜日の横浜文化体育館、題して「スーパー・マンデイ・ナイト・イン・ヨコハマ」、メインは世代交代を賭けた大一番(王者)藤波辰巳vs(挑戦者)アントニオ猪木のIWGPヘビー級選手権試合でした。
結果として猪木さんにとって生涯最後のタイトル挑戦となった試合は何と学弟子への挑戦、しかも死力を尽くした師弟対決は60分フルタイム戦い抜いてのドロー! 社会人一年生の私は会場に行けませんでしたが、特番で生中継をしてくれましたので早く帰宅してテレビにかじりついて観たものです。
あんなにも泣ける試合は後にも先にもありませんでしたので、8.8記念日に合わせもっと語りたいところですが、それだけで紙面が尽きてしまうので次のネタへ…、そうだ、88.8.8に関しては連載888回目で特集しましょう。皆様9年後をお楽しみに(笑)。

さて、今日の本題…と言ってもやはりプロレスネタ(笑)、またもや「女子プロレス界の異端児」(FILE No.352 参照)華名選手の登場です。

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 華名選手は女子マット界の救世主的存在

私が華名選手の試合にはまってそろそろ二年、大阪&東京で多くの試合を観戦する事が出来ました。
以前にも書きましたが私の華名選手のイメージは、女子プロレス界のブルーザー・ブロディ、あるいはミル・マスカラスです。
ブロディもマスカラスも米マットにおいては大手メジャー団体との専属契約を嫌い、インディペンデント(独立系小団体)を主戦場にしていました。
各地の弱小プロモーションにとっては文字通り救世主的存在だったわけですが、かつてブロディはWWE(当時はWWF)の誘いに応じず、インディペンデントに上がり続ける理由を問われてこんなふうに答えていました。
「それこそがブロディ革命だよ。WWEは大都市しか行かない。しかしどんな小さな田舎町にもプロレスファンはいるんだ。彼らはテレビでハルク・ホーガン(当時WWEの主役)を観る事は出来るが、決してナマで観る事は出来ないだろう。
しかしブルーザー・ブロディはテレビでもナマでも観る事が出来る。
直接的なファンとの交流を私は大切なものだと思っている。それこそ各地でファンとのロマンスがあるんだよ。」

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 非凡な才能でファンを魅了

フリーランスとして多くのリングを股にかけて年間100試合をこなし、上がった団体のハウス(興行収益)を確実にアップさせる現在の華名選手はまさしく往年のブロディ&マスカラスそのもの、しかも華名ちゃんの場合はブロディのようにドタキャンやボイコットをしません(笑)。
マスカラスのように細かくマッチメイクに注文はつけないし(多分)、その点でも華名ちゃんは優等生、そのうえ試合内容は保証付きと来たら団体にとってこれほど重宝する選手はいませんよ。
何故華名選手の試合がファンを惹きつけるのかは、彼女のプロレス観がわかるコメントが以前、週刊プロレスに掲載されていたのでご紹介しましょう。
大阪弁丸出しの華名節をお聞きください。

「(前略)わては女性やけど、いわゆるジョシプロの考え方やアプローチには異を唱えて来た。わてのプロレス観の中ではジョシプロを正直卑下している。
感情論を技術と言うジョシプロを正直オモロイと思った事が一度もないんや。
普段、男子のプロレス「だけ」を観ている人が、たまに誘われたりしてジョシプロを観た 時に違和感を覚えると思うんやけどね…。
では、わてが女性のレスラーをプロデュースするならどう使うかと言うと、プロレスのフォーマット上でたまたまその選手が女性だったという事、そしてその女性という部分を個性として使用するという感じやね。
何度も繰り返して言って来たが、ジョシプロファンにだけ通用する選手や試合ではダメだと思っとる。 普段男子のプロレスを観ている男女が嫌味なく観戦するに耐えうる、否、値するレスラー像を指標とすべきなんや。だから男子とも普通に試合ができるベースが必要になるんや。(後略)」

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 衝撃発表で一躍、時の人に!

女子プロレスと言う小さな枠に囚われず言葉通り男子選手とも対等以上に戦い、時には勝ってしまう華名選手ですが7月9日、ショッキングなニュースが流れました。
華名選手が記者会見が行い、何と9月15日の自主興行を最後にそれ以降のプロレス活動を無期限で白紙化、つまり休業すると発表したのです!!
ヤフーのニュースでも流れたので私のところにも何人か知り合いから連絡が来ましたが、 簡単に発表内容と質疑応答をご紹介しましょう(会見なので今度は標準語です 笑)。

「突然の事なんですけれども、9月15日の大会を最後にそれ以降の全試合を停止致します。まだ理由を明かす事はできないですけれども、興行も試合も全て白紙とさせて頂きます。思えば若手の時代から業界から喧嘩を買いまして、時には喧嘩も売ってきたんですけれども、その言動を具体化する為にひたすら走り続けて来ました。
その活動が一定の成果を挙げた事によって、私自身もキャリア10年を過ぎた事で次のプランへ行動を移すタイミングと考えました。」
(プロレスを引退するわけではない?)
「とりあえず9月15日以降は全ての試合が白紙という事です。」
(休業期間がどれぐらいかも決まっていない?)
「はい。」
(今後の去就は皆を驚かせるような前向きな話題になる?)
「それはどうなるかわからないですけれども…いずれお話しできる時が来ると思いますので、それまで待って貰えたらと思います。」

あまりに突然の無期限活動休止宣言はマット界に衝撃を与えましたが、ポイントを整理すると
1. 9月15日を最後にその後の試合は白紙
2. 現役引退は否定
3. 今後の去就はまだ発表できない

これらの事から予想(というより私の願望)できる答えは一つしかないのですが、憶測を書いても仕方がないので彼女の口から明かされるのを待ちたいと思います。

会見3日後の12日、一躍渦中の人となった華名選手が試合の為、大阪にやって来ました。
この日は西区民センターにてお昼からプロレスリングWAVE、夕方5時からOSAKA女子プロレスの昼夜興行です。
当然華名選手はダブルヘッダーかと思いきや、昼の部の対戦カードに名前がないので不思議に思っていたら(華名が出ないので私は昼の部はパス)、何と彼女はREINA女子プロレスの川崎大会(12時半開始)で第1試合に出場、試合後新幹線でこちらの夜の部に駆けつける段取りだったのです!
こちらの興行が始まる5時頃に会場入りしたそうですからギリギリのセーフでしたが、相変わらずの超人ぶりに感服します。
華名選手はメインのタッグ戦に出場、試合は両軍のセコンドが介入して無効試合となり、急遽6人タッグでの再試合がスタートして一旦はフォールで決着かと思われたものの、レフェリーが再試合のゴングを鳴らしていなかったとの物言いがついて再び無効試合と言う不可解な結末、しかし内容に満足したのか客席からは不満の声は上がりませんでした。
やはり華名選手の試合にハズレなしです(すみません、かなり私の贔屓目入っています 笑)。

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 書道家の顔も持つ
華名選手に毛筆でサイン
を頂きました。

試合後のサイン会では、今話題の人とあっていつも以上に多くのファンが群がりましたが、今後の去就が気になるものの本人がまだ話せないと言う以上それに触れるのは野暮と言うもの、そこで私が一言だけ「まだ引退しないでくださいね!」と言うとご本人はケラケラ大笑いしておりました(笑)。
OSAKA女子プロレス西区民センター大会はこちらをクリック

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 この日は大阪で
ダブルヘッダー
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 疲れも見せず華名スマイル

そして一週間後、この日は3時から淀川区でのJWP女子プロレス、5時半からは港区でのREINA女子プロレスと、今度は大阪市内でのダブルヘッダーです。
3時からの会場はちょうど1年ぶりに訪れる淀川区民センターでしたが、この後移動してもう一試合が控えている華名選手は先週と同様、第1試合に出場しました。
ピエロメイク(と言うより私たち世代には懐かしい口裂け女!)で登場して最近タッグを組み始めた中森華子選手とのチーム「ハナカナ」で快勝、第3試合終了後の休憩時間にサイン会を済ませて次の会場に移動しましたが、私もメインまで残っていたら次に間に合わないのでこの時間に会場を脱出しました。完全な追っかけ状態です(笑)。
JWP女子プロレス淀川区民センター大会はこちらをクリック

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 弁天町にある
港区民センター

JRの弁天町駅で降りてやって来たのは初めて訪れる港区民センター、私は行った事がないのですがこの弁天町には世界館と言う会場もあり、何とこの日のお昼からはスターダムが試合をしておりました。
つまりこの日は大阪市内で3つの女子プロレスがやっていたわけで、何とも凄まじい話ですがまさか3つをハシゴした猛者はいないでしょうね(笑)。

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 私もピエロ軍入り(笑)?

2試合目の華名選手は疲れも見せず元気そのもの、ピエロ軍団を指揮してメインで「大阪最強の男」マグニチュード岸和田選手(インディ大好き有光支店長がご贔屓!)とタッグを結成して完勝、見事2連勝を飾ったのでした。
REINA女子プロレス港区民センター大会はこちらをクリック

それにしても何度も繰り返すように女子マット界の革命的存在である彼女が休業してしまうのはかえすがえすも残念、業界にとっては大きな損失ですよ。
女子プロレスの異端児よ果たして何処(いずこ)へ…?、次のステップが大変気になりますが、彼女に相応しいビッグサプライズを期待しつつ残り少ない試合を見守りたいと思います。

* 次回更新日は8月22日(土)となります。

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