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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.613 2019.2.16  

「 人材不足 」

まだまだ寒い日が続く中、当ブログはようやく今年のネタに入ろうかと思っていましたが、相変わらず一部外野からは「プロレスネタは控えてもっと仕事の事を書け!」のプレッシャーが(苦笑)…圧力に屈するわけではないですが、それでは会社の話でも書きますか、どうなっても知りませんよ(笑)。

さて、ほぼ毎年コンスタントに新卒採用(営業職)を行って来た当社ですが、何と言う事、今年4月の新人はゼロ! 人件費削減で採らなかったわけではありません、募集しても採れなかったのです。
例年応募者の中で簡単な筆記試験、面接と言う形で選考、私が最終面接させて頂くのですが、今回の場合もともとの応募が少なかったうえ最終まで残った人も結局先方から断って来ました。何処も人不足で売り手市場と言われる昨今ですが、よもやの坊主と言う結果に改めてその事を実感しましたよ。採用コストも馬鹿にならないのに、ほんとお金をドブに捨てているようなものですわ(涙)。
現有戦力で人の数が足りているのか否か?正直私にも判断はつきかねますが(現場は常にブーブー文句ばかり言っています 苦笑)、何もシャカリキになって人を確保しなくても、との意見も一部にあります。
ただ、経営者たるもの常に組織の若返りと未来への投資を頭に置いておくべきですし、現実問題として折角入社しても残念ながら戦力化する前に消えていく人も周期的に出て来るので、やはり定期採用は欠かしてはいけないのです。

基本的に辞意を申し出た人を引き止める事は一切しない私(9年前の手記「社長10年史」をご参照下さい)、もう15年以上も前の事ですが、ある使えない社員が辞めると言い出して内心喜んでいたら、自分の負担が増えるのを恐れた馬鹿な上司(こいつも既に消えた人)が引き止めて「辞めるのを止めてしまった」事があり、もう少しで「余計な事するな馬鹿野郎!」と怒鳴るところでした(苦笑)。
会社が人間一人を養っていくのにどれだけの費用がかかっている事か…給料を払い、保険代を負担し、車やら携帯やらパソコンを与え、教育費をかけ…サラリーマン諸氏のどのぐらいが、会社が自分の貰う給料のざっと倍の金額を負担している事を自覚しているでしょうか。その意識のある人こそ経営能力、即ち社長になれる資質のある人ですが、残念ながらそういう人は100人に1人いるかいないかです。
どれだけ費用がかかろうがそれ以上に稼いでくれれば文句はありませんが、どう見てもただぶら下がっているだけで今後の成長も期待出来ない人が自分から辞めてくれると言うなら社長の意を組んで「ご苦労さん!」と喜んで送り出すのが管理者の役目ですが、前述の上司などは全く対極の人で、あまりの意識の低さから次第に社内で浮き上がり結局自らも辞めていきました。今は某同業にいますが(よく雇ったなと感心 笑)噂ではそこでも浮いているとか…人間の持っているものって何処に行っても変わりませんね(笑)。
勿論私も人の子ですから期待していた社員が辞めると凹みはしますが、経営者なんて人が辞める度に残念と思う一方、心の中では電卓を叩き(これで○○円浮いた。)と皮算用しているもの、経営とはそれぐらいシビアなものです(100人に一人は理解してくれる!)。

近年も何人かの社員が去っていきましたが、頼んでいた仕事がほったらかしとか、注文や入金が未処理とか、社内外から苦情が出るわ出るわで、後を引き継いだ社員が四苦八苦していました。ほんとこういう連中に、給料払って高い経費かけて教育投資していたかと思うと情けなくなって来ます(涙)。
勿論、新人が即戦力化する事など期待していませんし、長い目で見て一日も早い成長を待つのですが、投資に対するリターンを返さぬうちに自分勝手な理由で辞めていく連中なんて、私から言わせりゃほんとの給料泥棒(こんな言葉使うとパワハラですか)ですよ。
…と、偉そうな事を言っておりますが、31年前、社会人に成り立ての頃の自分を振り返ると、私も元祖・給料泥棒でした(笑)。半年もすると「仕事は新人、態度はベテラン」「仕事は20代、態度は50代」と言われていましたが(笑)。
こちらが歯を食いしばって教育投資しても本人に素直な心と向上心が無いと正直打つ手がありませんし、私の経験からすれば成長する人は最初から何処か光る部分が見え隠れするものです。
先程の長い目で見るの言葉とは矛盾しますが、会社は慈善事業では無いので、そうそうゴマメ(この意味知ってる?)を抱え込む余裕は無く、その意味では前述のように成長の見込みも無く、無責任な人が消えていった事はむしろ良かったと思っています。

ここまで本音を書いたのですから、さらに身内の恥を晒しまして最近も歴代の担当営業がすぐに辞めて頻繁に担当交代、ご迷惑をおかけしたお得意先がありました。上司がお詫びに行ったところ先方から「最近は人手不足倒産が多いと聞きますが、タミヤさんは大丈夫ですか?」と真顔で聞かれたと言うから洒落になりません(苦笑)。
繰り返しますが当社は人手不足では無く、頭数はいても稼ぐ人が少ない、いわゆる人材(人財)不足なのです(涙)!
私が社長になってまもない頃にはもっと強烈な話がありました。
当時在籍した、ある使えない営業に某得意先に商談に行かせた時の事、そいつがその得意先を出た直後に、先方の社長から直属の上司のもとに電話が入りました。
開口一番「おう、アホよこすなや、アホ。」 聞けば商談に来たのは良いがあまりにも日本語が通じず全く会話にならなかったそうで「思わずテーブルの上のガラスの灰皿で頭殴ろうかと思った」(笑)。
「うちとの取引、止めたいんやったら止めたいって素直に言えや。こんなアホを送り込んでくるなんて手の混んだ事しやがって。」
この上司がかつての担当で親しい間だった事もありますが、冗談半分?ながら散々嫌味を言われたそうで、未だ当社では伝説?となっている事件です(苦笑)。
この時の営業は決して人は悪くない奴でしたが、あまりにも営業の資質が無いと判断、ほどなくして辞めてもらいました。
余談ですが、強烈なクレームを頂いたこちらのお得意先、その後に担当させた連中も期待ハズレが多く(今は全員退社)、私が表敬訪問した時は挨拶もそこそこに「歴代アホが続いて申し訳ありません!」と平謝りしたものです。ま、社長もアホですから(笑)!
でも、考えようによってはこんなふうにクレームを付けて下さる方が有り難いのですよ。クレームは顧客からのラブレター、文句を言うのは改善のチャンスを与えてくださっているからで、お客様が呆れて文句も言わず黙って去っていくのが最も辛い事なのです。
対策はただ一つ、良い人材を育成する事…こう書くと、そんな事はわかってるわ!人がおらんから仕方ないやろ!とあちこちの社長から怒りの声が聞こえて来そうです(笑)。ほんと、大手中小関係なく人の問題だけは全ての会社の共通の悩みですね。

昨年の話、数年ぶりに同業の社長とお会いした時の事でした。
その会社は新卒ではなく、欠員が出る度に中途採用で補うそうですが、長続きしなかったり、ろくな人が来ないと愚痴っていて、唐突に「田宮さんの言った通りでしたよ。」と言われてびっくりしました。 えっ、俺、何か言ったっけ?
私自身はよく覚えていないのですが、数年前にお会いした時やはり人の話題となり「中途採用と言っても来るのは所詮、他の会社でケツを割って逃げ出した奴が殆どだから過度な期待はしない方がいいよ」と要らぬお節介を言ったのだそうです。
その考えは今も変わってなくて、例えに出しては悪いですが、当社で使い物にならずに辞めていった人が業種問わず他で成功するとは正直思えません。短期間でも一緒に仕事をした仲間ですから幸せになって欲しいものですが、私に言わせりゃこの世で一番楽な包材業界で務まらなくて、ましてやこれほどぬるま湯の(笑)当社から逃げ出した奴が何が出来るのでしょう(笑)?
くだんのその社長、私の言葉が強烈に印象に残っていて、採った社員がハズレだったりすぐ辞める度に(やはり田宮さんの言葉通りだ。)と思うのだそうです(笑)。へ〜、私も知らず知らずのうちに人に影響を与えていたんだなあと感心…皆のもの私の言葉をメモれ、コピれ!!(笑)。
顧問の先生にお願いしている管理職者の研修で先月度のテーマがズバリ!「ダメ部下にどう対応するか?」だったそうですが、最後に先生曰く、「一番良い方法は、そもそもそういう人を雇わない事です!」(笑)…あの〜、それが出来りゃ誰も苦労しないのですが(笑)。

今回は仕事の話に終始しましたが、予想通り書き始めると愚痴とぼやきしか出て来ませんな(笑)。
書いているうちに気分がどんどん鬱になって来ましたので、このへんで打ち止めにしますが、会社にとっては永遠のテーマである人材育成、逆風吹きすさぶ中ですが人材を少しでも人財に変えられるよう地道に努力していくつもりです。
アホだ、ゴマメだ、給料泥棒だと、ほんとパワハラそのもののお聞き苦しい発言の連発でしたが、いつの時代も社長の心の中はささくれ立ち、24時間・365日、不安と不満と恐怖に支配されている事をほんの少しでも理解して頂ければ幸いです。
(→それがわかったら二度と安易に仕事の話を書けなどと言うんじゃねえっ!!)

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