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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.686 2020.7.11  

「 未来に咲く花 」

猛暑が続く日本列島、この熱さの中今だマスク着用している人が多いのでびっくりですが、そのうち一日の熱中症で倒れる人の数がコロナウイルス感染者数を上回る事でしょう(苦笑)。

さて、今回は5月23日に逝去された木村花選手(享年22歳)の話です。
あれだけ社会問題になった以上避けては通れませんが正直気が重い…今週末が四十九日なので改めてご冥福をお祈りし、さらっと取り上げてみます。

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 スターダム正式入団前の最初で最後のツーショット

もっとも私が彼女の試合を観たのはせいぜい2〜3回、むしろ私は彼女の母親、木村響子選手がゆずポンや華名と戦っていたのをよく観ていました。
2018年12月2日の新木場・スターダムの会場では、まだ黒髪のロングヘアーの花ちゃん(個人的にはこちらの方が良かったな)と最初で最後となるツーショットを撮って頂きましたが、当時それを見た新宿のHさん曰く「同伴ですか?」(笑)
ある意味花ちゃんに失礼ですが、そのHさんも花ちゃんの二ヶ月前に急死したのですから、つくづく人の命の儚さを実感します(涙)。

彼女が亡くなった衝撃のニュースが流れた時、所属団体・スターダムから「詳細については未だ把握できていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力して参ります。」とあり、私は自殺を直感しました。病気や事故死だったらこんな書き方はしないだろうと思ったからです。
やがて真相が明るみに出て来るに連れ、悲しみとともにどうしようもない憤りを抑える事が出来ませんでした。
テレビやメディアの報道は加熱、一躍彼女の名前は日本中に知れ渡りましたが、亡くなった後でこんな形で有名になっても誰も嬉しくないよ…。

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 木村花選手の訃報を知らせる週刊プロレス

今や社会問題になりつつあるSNSでの誹謗中傷(私も心無い輩にやられた事あります)、今回の場合リアリティ番組(ご丁寧に「台本はありません」のテロップが入るとか)を真に受けた単純馬鹿共の悪意に満ちた投稿が死に至った原因との事でしたが、今回の事件を特集した「クローズアップ現代+」(6月4日放送)は、その輩たちから弁護士のところに相談が殺到していると伝えていました。
大体この連中の言い分はいつも同じ…「悪気はなかった。」「まさか死ぬとは思わなかった。」陰湿ないじめをしていた連中がよくいうやつです。
残念ながら彼らを法的に罰する事は出来ないものの、人間一人を死に追いやった、とてつもなく重い十字架を一生背負って生きていくのは死ぬより辛い事でしょう。
時が経てばその苦しみは幾分和らぐでしょうが、これからの長い人生で「プロレス」「プロレスラー」のワードに触れる度に繰り返される胸をえぐられるような痛み…これは業(ごう)ですね。

しかしここからが私が一番言いたかった事、これはテレビだったかネット記事で見たのか忘れましたが、ダウンタウンの松本人志氏が私の思っていた事をずばり言ってくれていましたよ。確かに匿名をいいことに陰湿な書き込みをしていた連中が悪い、また出演者へのケアもしない番組を作る方も悪い、しかし一番良くないのは、それに負けて自ら命を絶ってしまう事だと!
日本は一見こんなに平和そうに見えても、年間二万人もの自殺者が出ているそうです。
そりゃあ確かに生きていたら辛い事、苦しい事の連続ですが、だからと言ってそんな事で死んでいたら、アントニオ猪木さんなんて何百回死んでなきゃいけないんだよ(怒)!
昔、週刊ファイトで井上義啓編集長(故人)が「プロレスファンならばアントニオ猪木の、地獄のような試練を乗り越える不屈の精神力を見習わなければならない。」と書かれていましたが、ほぼ毎日一度は死にたい気分に陥る(ほんとですよ!)私も、いつも猪木さんの生き様を思い出し歯を食いしばって生きています。
「クローズアップ現代」では昨年スターダムがブシロード入りした時の会見の模様が流されていて、そこでは花ちゃん自身が「プロレスは人に勇気を与えられる職業」と語っていました。

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 花ちゃんに読ませてあげたかった…。

昨年、エジプト&モロッコ視察の時にご一緒したご婦人が、プロレスには全く興味ないのに問題のリアリティ番組が縁で彼女の事をご存知だったのに驚いたものでしたが、これからブシロードの後押しで増々メジャーへの「明るい未来」が待っていただけに、返す返すも痛恨の極みです。
著書のタイトルにもなった猪木さんの名言「花が咲こうと咲くまいと生きている事が花なんだ。」…猪木さんと花ちゃんの間に接点はありませんでしたが、親から貰ったたった一つの大切な命、お母さんが「花」と言う名前にどんな思いを託したのか、早まった決断の前に考えて欲しかったです(涙)。

ああ、書いていてどんどん気分が滅入っていくのがわかるので、今回はこのへんにしておきましょう…ブログを書く時のモットーとして、折角皆さんがご多忙な中アクセスしてくださるのですから読んでいて楽しい、面白い内容にしようと常に心がけているのですが、今回だけはそうは行きませんでした。

まだまだアフター・コロナは予断を許しませんが、ようやくプロレス界も興行・イベントを再開し始めましたので、次回は明るいネタをお届けします。

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