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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.586 2018.8.11  

「 WWE日本公演(5) 」

(前回からの続き)

このブログを書いているのは7月中旬ですが、連日35℃越えの猛暑で全く何もする気が起こりません…次回詳しく書きますが、熱中症になった人が救急車で運ばれる場面を初めて目の当たりにしました。皆様くれぐれも適切な水分補給を忘れずに、冷房を効かせた部屋でアイスコーヒーでも飲みながらこのブログをお楽しみください(笑)。

今回は6月のネタのラスト、毎年夏の恒例、今年もやって来たWWE日本公演の模様です。
6月29〜30日両国国技館の2DAYS、今年は「スマックダウン」のハウスショーで、現WWE王者(7月現在)のAJスタイルズを始め、中邑真輔やASUKA、イタミ・ヒデオら日本人選手も凱旋帰国とあって楽しみでした。
そうそう、我らがASUKAこと華名ちゃん、今回は珍しくまとまったお休みをもらえたそうで両国の試合前は大阪に帰って来ていたそうです。
6月25日の夜、大阪でスミスの柔術セミナー(FILE No.585 参照)を受講した後、スタッフが誰か関係者と連絡している時「今夜大阪にいるらしい。」との情報を小耳に挟みました。

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 大阪に里帰りしたASUKAのサイン

実はうちの女子社員の友人がASUKAと知り合いで、私はこの方とは随分昔に一度会ったきりなのですが、華名時代から追っかけ&プチタニマチ&アッシー君をやっているつわもので、大阪でASUKAと食事に行ったとかで、私宛のサインを貰って来てくれました。しかしサインなんかで誤魔化されんぞ、俺も連れてけっての!でもありがとね(笑)。

4月に私が観戦した「レッスルマニア」(FILE No.571574参照)で行われたAJスタイルズと中邑真輔のWWE選手権は5〜6月とその後もPPV大会でマッチメイクされており王者AJが辛くも連続防衛、そして今回の日本公演でも初日のメインで再戦が組まれていました。
しかし不思議な事に来日直前となる27日カリフォルニアでの「スマックダウン」では真輔が王者ジェフ・ハーディに挑むUS選手権が発表されました。
何だよ、本国では日本を無視してもう別のストーリー・ラインが始まったのかと思ったものの「アントニオ猪木こそが日本で唯一のWWF(WWEの前身)王者」であって欲しい気持ちが何処かにある私としては、真輔がUS王座にターゲットを変更した事は内心ほっとした気分(苦笑)?…記録は破られる為にあると言いますが、紫雷イオが3年連続でMVP(女子プロレス大賞)を獲得してゆずポンの記録(2年)を塗り替えた時もがっかりしたものですよ。
今ではオフィシャルに記録されていない猪木の王座奪取、王座を明け渡したはずのボブ・バックランドが防衛戦をやっていたり、猪木が一度返上したベルトの新王者決定戦(バックランドVSボビー・ダンカン)がただの防衛戦に過ぎなかった事は前回のWWE特集(FILE No.546参照)で触れた通りですが、そのバックランドが4月に来日した時にGスピリッツ誌がそのへんの裏事情を把握していたのかをインタビュー(私に英語力があれば直接お聞きしたかった 笑)していましたので紹介しておきます。
「私自身はただプロモーターの指示に従ったというまでだよ。その時はボストン、フィラデルフィア、ニューヨークでの防衛戦のスケジュールが入っていたから日本でベルトを落としたとしても持ち帰らなければならなかった。ブッキングは止められないから、ああいう形になってしまったんだと思う。過去に馬場がNWAタイトルを取った事もあるが、あれはビンス・シニアから猪木へのプレゼントのようなものだと思う。」
猪木へのプレゼントならせめて公式記録に載せてくれよWWEさん!

話を元に戻し、US王座に挑むはずだった真輔、当日になって負傷欠場が発表されました。負傷の原因は「犬に噛まれたから」…なんじゃそりゃ!?
誰もが思ったようにてっきりアングルとタカを括っていたらどうやらマジなようで、25日ベイカーズフィールドでのハウスショーの試合前、会場にいた警察犬に左足を噛まれ全治二週間との事、全くプロレス界の出来事は虚実入り交じっている為、こっちの感覚が麻痺しますよ(笑)。
来日も中止かと心配でしたが、とりあえず日本に着いたとのニュースが入りまずは一安心、両国に向かいました。
平日の夜にも関わらず多くのWWEユニバースが集まり、今やすっかり人気が定着した事を実感、94年の「マニアツアー」(WWF単独の初の日本公演)で閑古鳥が鳴いていたのをこの目で見た者としてはほんと感慨深いです。
小売の世界では先頃、米ウォルマートが子会社の西友の売却を発表、過去にも英テスコ、仏カルフールなど外資系チェーンがことごとく日本から撤退していますが、少しはWWEを見習って欲しいですね(笑)。
注目の真輔はやはり欠場、リングで挨拶に立ちましたがそこへサモア・ジョーが乱入し真輔にスリーパー(怪我人に何を!?)、さらに王者のAJが飛び込んでくるトライアングル抗争となり、白紙となっていたメインは急遽?AJとジョーのタイトル戦になりました。
約3時間の公演が終わるともう22時を回っていましたが、両国駅近くの焼き肉屋でファン仲間と反省会?を開き、初日は幕となりました。
WWE日本公演第1日目はこちらをクリック

さて、6月最後の日となった翌日は夕方17時からのWWEの前に10、12、15時とプロレス・イベントがある凄い一日となりました。

昨年3つのはしご(徳光康之先生〜ケンドー・ナガサキさん〜前田日明さん) (FILE No.521,522参照)は経験しましたが4つは史上初、やれんのか、おい!?(笑)…トライアスロン並みの耐久レース、スタートは10時のスマックダウン女子王者・カーメラの撮影会からでした。

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 スマックダウン女子王者
カーメラ
(サングラスバージョン)

会場は浅草橋で私の常宿からは徒歩圏内で、カーメラは前夜に防衛したばかりのベルトを持参してくれました。
ほんとWWEの女子選手(最近ディーバと呼ばなくなったな)はモデルさんみたいに可愛い人が多いですがこの人、必殺技・得意技がない?という不思議な選手で、前夜の試合もレフェリーの死角を突いてロープに足をかけてのエビ固め(=普通はスクール・ボーイだが女子なのでスクール・ガールと呼称)がフィニッシュ(笑)、一部ネット上やファン仲間などは「日本で通じるレベルではない」と酷評でした。

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 キュートなカーメラの
ウインク♥

でもショーマンシップONLYで王者になれるほど世界のWWEマットは甘くないと思うのですが…私が女子に甘口すぎるのか(笑)?
撮影会がスタート、最初はサングラスをかけていたカーメラでしたが、途中から外して撮影していました。無頓着な私はそんな事全然気にしていませんでしたが、主催者が気を効かせて最初の方の人のみ、サングラスなしでもう一度撮らせてくれたのです。この気遣い嬉しいですね、おかげでお得な気分でした。
キュートなカーメラの写真をアルバムにまとめましたので御覧ください(やはり女子には甘い!)(こちらをクリック

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 2日連続でWWE王座に挑戦
したサモア・ジョー

浅草橋の後は渋谷のHMVに移動、今度は12時からサモア・ジョーの撮影会です。
こちらも大盛況で長蛇の列が出来ていましたがHMV独特の取り決めがあるのか毎年ここで行なわれる撮影会はカメラが禁止、スマホかタブレットでないと駄目なのです。ガラケーの人はど〜すんだ(笑)?

そして15時からはWWEとは関係ありませんが、巣鴨のプロレスショップ「闘道館」にてボブ・サップの撮影&サイン会が行われ、サービス精神旺盛なサップとにらみ合い&顔面パンチ&最後はポーズ写真を一緒に撮らせて頂きました。

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野獣ボブ・サップと撮影会

ここまでスムースにスケジュールをこなし、いよいよ本日のメインイベント、WWE両国2日目にやって来ましたが、流石に土曜日とあって昨日以上の超満員の観衆が詰めかけていました。
この日のサプライズは何と言っても先頃スターダムを退団したばかりの紫雷イオ選手が来場、大方の予想通りリング上からWWE(NXT)入団宣言をした事です。
墨田区のHさん、イオのファンで昨日は観に来たのによりによって本日はパス、イオの登場をLINEで知らせてやったら悔しがる事、馬鹿だね〜と皆で大笑い(人の不幸を笑うなっての!)でした。
全く予期出来ない事ならともかく、イオのWWE入りは既定路線、2DAYSのどちらかに現れるのはある程度予想の範疇でしたからね〜。
振り返れば私も、あの時無理してでも行っておくべきだったと後で後悔した事が何度あったやら…プロレスファンたるものやはり会場に行かなければ駄目ですよ。
ましてや東京のファンなんて絶対的に恵まれすぎているのですから。
皆さんの周りにはいませんか?自分が行ってもしない試合(大会)を指して、ネットや雑誌の受け売りで「あ〜行かなくて良かった!」なんて言ってる奴が…こういう奴を見る度に「センスの無い野郎だな」と思いますよ。
私は過去36年間、自分が観に行った中で「行かなきゃ良かった」と思った事は一度もありません。その場にいない奴に何がわかるんだっての!
あと、昭和の時代は納得出来ない試合に「金返せコール」がよく起こりました。
安くない入場料払って茶番や不透明決着を見せられたら、そう叫びたくなる気持ちもわからなくもないですが、こんなの飲食店で全部食べ終わった後に「不味かったから金払わねえ。」とごねている奴とどう違うの(笑)?
「私は、金返せコールが嫌いだ。自分が払った入場料の分ぐらいは凡戦の中からでも何かを汲み取れないようでは、プロレスファンとしての資質を疑われる。」
(“プロレスの味方”、村松友視先生の名言)ほんとその通り、流石は村松先生、直木賞作家だけあるぜ!
勿論、観たい試合を全て観に行く事など物理的に不可能です。
ましたや今は昔からは考えられない恵まれた時代で、ネット配信などで試合映像や結果がリアルタイムで入手出来るようになりました。
でもやはりプロレスはライブが一番、生観戦に勝るものはありません。後で悔やまない為にもどうしても観たい試合は、何としてでも会場に行きましょう!
…と言いつつ私も、近年は試合観戦より各種イベント(レアなイベントが多いもので)への出動が増えてしまっており、何とかこのバランスを是正せねばと思っている次第です(苦笑)。

またも話が脱線気味なのでWWE両国に戻り、この日のセミファイナルは王者カーメラと我らがASUKAのスマックダウン女子選手権試合でした。
当然私はASUKAの応援ですが、今朝お会いしたばかりのカーメラにも情が移り(笑)複雑な心境? この日もあまり技の出ないカーメラ、予想通りASUKAがガンガン攻める展開でどうなるかと思っていたら、場外戦で椅子を振りかざし一撃したカーメラが反則負けを取られ唐突に終了となりました(反則決着の場合王者の防衛)。
WWE日本公演第2日目はこちらをクリック

この日も約3時間となった公演終了後は両国と言えばやはりこれ、ファン仲間とちゃんこ鍋をつつき楽しい一時を過ごしました。
WWEは東京に続き今月(8月)は大阪公演もありますので楽しみです。
さて翌日は大阪に帰る前にまたもイベントがあったのですが、はっと気が付くと毎回エンドレスに(次回へ続く)とやってましたので(昭和の「仮面ライダー」か?)、6月編で一旦終了させて頂きます(笑)。

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