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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.454 2016.1.5

「 奇跡よ再び!? 」

あけましておめでとうございます。
2016年第一弾の更新ですが、締め切りの都合で書けなかった昨年末のネタが沢山ありますので、暫くの間は時間稼ぎさせて頂きます(笑)。

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 NOSAWA論外デビュー20周年興行にマスカラスが参戦!

先月は我らがリビング・レジェンド、「仮面貴族」ことミル・マスカラスが一年ぶりに来日しました。
思い出すのが丁度一年前、そう、マスカラスが投げたオーバー・マスクが私の元に飛んで来たと言う奇跡の一夜(FILE No.406「夢の競演」参照)の事です。
一年が過ぎてもあの時の事を思うと感動が蘇り、胸に熱いものがこみ上げて来ますよ。
何しろゴルフでホールインワンを出すより嬉しかったですから(笑)。
2月の新日本プロレス大阪大会後の飲み会にお宝品のマスクを持参、獲得記念祝賀会?としてマスクマニアの佐野先生や有光支店長、戸島さんらに祝って頂きましたが、夢よもう一度!今回も再び奇跡が起こってマスクが私の所に飛んできたらいいな、と一縷の淡い期待をかけて観戦に行きました。

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 出場全選手掲載のポスター

チケットは前年に続いて主催者であるNOSAWA論外選手にメールで申込みました。
縁起をかついで昨年と同じ席番である「南側い列9番」をリクエストしたところ、きちんとその要望に応えて下さった論外選手に感謝です。

試合の二日前にはマスカラスのサイン&撮影会がありました。
前年はイベントが試合の翌々日だったのでマスカラスが投げたマスクを持参、ご本人に大変喜んで頂いたものでした。
公式記録ではマスカラスのプロレス・でビューは、何と私の生まれた月である1965年7月とされているので既にデビュー50周年を超えている事になり、マスカラスの戦いの歴史とともに自分も歳を重ねてきたと思うと何とも感慨深いものがあります。

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 今年もマスカラスと
感激のツーショット

マスカラスとのツーショット撮影は確か2000年頃にも一度ありましたので、今回は通算で三度目ですが、15年前、現在、そしてこれから5〜10年後に写真を撮る機会があったとしてもマスクマンであるマスカラスの容姿は全然変わっていない事でしょう。
感覚的にはアニメや特撮のヒーローと同じでマスカラスは永遠に歳をとらない不滅の超人、対照的に写真の中の自分は年齢を重ねていくので、あたかもマスカラスを通して自分の歴史を記録しているような感じがします。

マスカラスの素顔を目撃した人は限られたごく一部の関係者のみですが、昔からよくアラン・ドロンを彷彿させる二枚目と言われていました。
榊原郁恵の歌に「アラン・ドロン+アルパシーノ<あなた」と言うのがありましたが(例えが古いね 笑)マスク越しに見える大きな瞳を見ても若い頃は相当のハンサムだった事は想像がつきます。
もっともファンにとってはトレードマークであるMの縫い取りのあるマスクこそがマスカラスの顔ですから今更別に素顔を見たいとは思いません。ミル・マスカラスはそれこそ永遠にミル・マスカラスなのです。

さて試合当日、いよいよマスカラスが登場するメインイベントの始まりです。
前年はマスカラスとテリー・ファンクの合体に涙しましたが、今宵はマスカラスとドリー・ファンク・ジュニアとの夢のタッグが実現しました。

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 トークショーに登場した
ハヤブサ選手と…

マスカラスとドリーの対決は79、83年の世界最強タッグ決定リーグ戦で実現していますがタッグ結成は正真正銘初との事、さらにここにザ・グレート・カブキ選手と船木誠勝選手が花を添える超豪華チームが誕生したのです。
一番若い船木選手は46歳ですが、カブキ選手は67歳、マスカラスは73歳、ドリーは74歳、4人合わせて260歳(!)…カブキ、マスカラス、ドリーの年齢で試合が出来る事が驚異的、もうリングに上がってくれるだけでも有難い事ですよ。
一人ずつの入場シーン、ザ・ファンクスのテーマ「スピニング・トー・ホールド」でドリーが入って来ると館内は爆発、そしてトリを務めたのは勿論マスカラスで「スカイ・ハイ」のメロディが流れると皆うるうる状態でした。
観客にもみくちゃにされながらもようやくリングにたどり着いたマスカラス、前年はリングインと同時にオーバー・マスクをこちらの南側に投げてくれたのですが、あれっ?今年は投げないぞ? …どうやら今日は昔のように選手コールと同時に投げるパターンのようです。 その場合は大抵自分の後方に投げるのでこりゃ南側には来ないなと(*マスカラス組の赤コーナーは北東側)この時点で半分諦めました。
リングアナによって選手一人一人が紹介され最後はいよいよマスカラスの番、「ミル〜、マスカラス〜!」のコールと同時にオーバー・マスクに手をかけたマスカラスは案の定、北側にマスクを投げました。
この日の試合は後日サムライTVで録画放送され、VTR解説のNOSAWA論外選手が「これで次回からは北側のチケットも早く売れる。」と喜んでいましたが、北側に飛んだマスクは同時に3人ぐらいの人がキャッチしたようで、皆で仲良く?ジャンケンをしているのが見えました。
こちらは一気に緊張感が抜けてしまいましたが、まあ冷静に考えりゃそんなラッキーが何度も続くわけないですよね〜…奇跡は滅多に起こらないからこそ奇跡と呼ぶのです。
そこまで強運なら私は迷わず年末ドリームジャンボを買ってましたよ(笑)。

試合の方はいつものようにマスカラス・ワールド全開、前年テリーとそうしたように今回はドリーがスピニング・トー・ホールドを極めている間にマスカラスが永遠の定番、ダイビング・ボディ・アタックで完璧なフィニッシュ、夢の時間をきっちりと締めくくってくれました。
館内に「スピニング・トー・ホールド」「スカイハイ」が再び鳴り響く中、ドリー、マスカラスが代わる代わるマイクで挨拶をしましたが、余程気分が高揚したのかマスカラスが突然着用していたTシャツを脱ぎ始めたのです!
えっ、まさかまさか!? そのまさかの奇跡が起こりTシャツをこちら側、それも私の頭上に投げてくれました!! 素早くTシャツの一部分を掴んだのですが、当然マスクと比べTシャツは大きい(面積が広い)ので私以外にも4〜5人が同時に掴んでおり、私の後ろにいた奴に力ずくで持っていかれてしまいました。ああ残念!

今年も素晴らしい興行を実現させてくれたNOSAWA論外選手はリング上から、そして試合後控え室で2016年の抱負を語り、「今度はミル・マスカラス、テリー・ファンク、それぞれとシングルマッチで戦う」と宣言しました。
何とマスカラスからは「マスクを賭けて戦ってもいいぞ。」との承諾も得ているとか!?
さらにザ・ファンクス&マスカラス・ブラザースの合体、また、アブドーラ・ザ・ブッチャーが腰の手術を行い2月にリング復帰予定なので日本に呼んで欲しいとラブコールが来ているそうで、夢は無限に膨らみます。
私が前々からリクエストしているタイガー・ジェット・シンも是非忘れずお願いしたいですが、2016年も一期一会の精神でリビング・レジェンドの来日を心待ちにしたいと思います。
マスカラス&ドリー、夢の競演はこちらをクリック

同じ週の週末は、そのレジェンド達がかつて主役を務めた全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝戦が大阪で行われました。

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 今回はマスクマンとの
ツーショットだらけ(笑)
全日本大阪大会にて、ウルティモ・ドラゴン選手と…

今や出場メンバーは日本人ONLYになってしまい黄金期を知っている者としては淋しい限りですが、それでもプロレス界の冬の風物詩としてこれを観ない事には年が越せません。
この日はGAORAで生中継があったのですが、番組を観ていた有光支店長からLINEで「社長、何処に座ってるんですか?」と連絡があり、幸いにも私の席は実況アナウンサー&解説者のすぐ後ろだったので、田舎者丸出しでテレビ画面に向かって手を振ってました(笑)。 かつてのゴールデンタイム時代、テレビ画面に映ろうと放送席の後ろに群がるガキどもをうざい奴らだと苦々しい思いで見ていた自分が同じ事をしてしまうとは(しかもこの歳で! 笑)お恥ずかしい限りです…。
世界最強タッグ優勝戦はこちらをクリック

尚、今週は9日(土)と二回更新ですのでお楽しみに…皆様こんな調子で2016年も宜しくお願い致します。

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