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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.432 2015.7.18

「 WWE日本公演(1) 」

7月3〜4日、待ちに待ったWWEの日本公演「WWE Live」に行って来ました!
毎日テレビで観ているスーパースターズが年に一度、海を越えてやって来るのですから 待ち遠しいなんてものじゃありませんでした。昔で言えばお祭りの日を待つ子供の心境です(笑)。

果たして多くのスーパースター&ディーバの中で誰が日本行きメンバーに選出されるのか? 今年の初め頃から注目していました。
最初に発表された候補の中には私がご贔屓の「狂犬」ディーン・アンブローズが入っていたので喜んでいましたが、いつの間にかリストから名前が消えてしまいガクッ、因みに5月に行われたPPVイベントでアンブローズはWWE世界ヘビー級王座に挑戦、彼が来日メンバーから外れたのはこの事に関係があるのか!?と内心王座奪取に期待していました。
注目のタイトル戦はレフェリーが乱闘に巻き込まれて失神しているうちにアンブローズが王者に必殺技を決めサブレフェリーが3カウント!
(やったあ、王座奪取だ!)と喜んだのも束の間、息を吹き返した正規のレフェリーがアンブローズの反則負けを宣告、残念ながら幻の王者となったのでした…。
リング上で展開される現在進行形のストーリーライン、選手の負傷など色々な要因が絡んで来日メンバーはぎりぎりまで二転三転しましたが、土壇場で二日目の大会に「猛獣」前WWE世界王者ブロック・レスナーの参戦が電撃決定!
レスナーは今年の「レッスルマニア」(FILE No.422 参照)以来の試合ですがカムバック戦がまさか日本で行われるとはサプライズです! 

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 両国国技館で「WWE Live」開催!

いよいよ夢の2DAYSの始まり、初日の東京はあいにく天気が悪く終日どんよりとした曇り空で夕刻からは小雨が降って来ましたが、会場である両国国技館には早くから熱心なWWEユニバース(WWEファンの事をこう呼ぶ)が集まっていました。
私はホテルにチェックインして荷物を置いてから両国へ、開始までまだかなり時間はありますがグッズが売り切れてはいけないからです。

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 狂犬ディーン・
アンブローズのTシャツ

プログラムとお目当てのアンブローズ&レスナーのTシャツを購入した後は、一旦両国を離れて神保町へ移動しました。
実はこの日、三省堂書店で天龍選手のサイン&撮影会があるのです。
両国の試合開始時間は7時ですが、天龍選手のイベントは6時開始、果たして間に合うのか!? 書店に着いて予約していたサイン対象本と参加券を貰うとNO.56と番号が振られていました。
56番目! ヤバイ、両国に間に合わないかも…一瞬焦りましたが係員によると参加券の番号に関係なく早く来て並んだ順番に対応との事、助かった!
階段横で並んでいる人の数を数えながら最後尾に着くとちょうど20番目でした。
列に並んで待っていると何処かで見た人を発見、誰かと思えば藤沢のモロボシ・ダンこと森次晃嗣さんのお店や調布のアンヌことひし美ゆり子さんのお店でよくお会いする、千葉県在住の方でした。
驚いて「○○さん、何でここにいるんですか!?」と声をかけると「天龍さんとツーショットが撮れると聞いて来ました。」 …特撮だけじゃなくプロレスもお好きだったんですね、ますます気が合うなあ(笑)。

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 天龍選手のグーパンチ
炸裂!?今年4度目の
ツーショット

6時から始まったイベントは順調に進みあっという間に私の順番となり、今年通算4度目となる天龍選手とのツーショット撮影(今回はUNベルトはありません 笑)を無事終えると再び両国へとんぼ帰り、会場着は6時45分で余裕で間に合いました!
電車での移動中、両国がご近所の浅草のHさんからメールがあり「今、両国の近くを通ったら駅から国技館にかけて凄い人で大変な事になっていますよ。」との事でしたが、私が着いた時は混乱もなくスムーズに会場入り出来ました。

試合は7時開始がWWEにしては珍しく、10分ほど遅れてスタートしました。
以前にも書きましたが本国でのWWEは月曜日にテレビ生中継の「ロウ」、火曜日が録画中継の「スマックダウン」の収録、土曜、日曜がハウスショーと呼ばれるテレビ中継のない地方公演が基本で、さらに月に一度のペースでPPV特番の大舞台があります。
TVショーとPPV特番では連続ドラマが展開されますが、ノーテレビのハウスショーではストーリーラインを抜きにした試合が展開されます。
日本公演もハウスショーで言葉の壁もあるのでTVで観るようなマイクパフォーマンス合戦が延々と続くような事はなく、そのぶん純粋に試合内容が楽しめます。
その意味では日本のプロレス団体を観戦しているのと遜色ないと言って良いでしょう。
それにしてもWWE御一行は6月29日ワシントンでの「ロウ」の収録を終えシンガポール公演を経て試合当日の午後に成田にやって来たと言うから驚き、スーパースターズは超過密スケジュールで世界を駆け巡っているのです。
普段はブラウン管越しにしか見られないそのスーパースターたちが実際目の前でパフォーマンスを繰り広げるのですから第1試合から会場の雰囲気はサイコーで、WWE大好きのユニバースばかりなので皆楽しみ方をよく熟知しており、サインボードを掲げたり、英語の掛け声でコールをしたりとアメリカの会場そのものでした。

多くの選手が「日本のユニバースはレスリングをよく知っていて熱心に観てくれるからやり甲斐がある。」とコメントしますが、会場の熱気に乗せられて選手たちもノリノリ、とりわけ日本でお馴染みのクリス・ジェリコ、新日本プロレスで長く活躍したプリンス・デヴィットことフィン・ベイラー、同じくドラゴンゲートの常連だったPACことネヴィル、この三人は日本の事を熟知しているので見事な試合を見せてくれました。個人的にはジェリコにこの二日間のMVPの称号を贈りたいです。
WWE Live 初日の模様はこちらをクリック

お腹一杯の熱戦は9時45分終了しましたが、私は初日の試合時間がどれぐらいかかるのかを非常に気にしていました。
翌二日目が早く終わればその足で大阪に帰りたかったからです。
初日が2時間45分かかったので、6時開始の二日目は8時45分に終了予定、ダッシュで53分、遅くとも58分の両国駅発に乗って…と頭の中でシュミレーションしてこれなら9時20分の大阪行き最終に間に合うとニンマリ、万一の事を考え宿泊の手配はしていましたがなるべくなら安く済ませたいし家の枕で寝たいですからね(笑)。
それに私は次の日は新日本プロレスの大阪城ホール大会が待っているので(次回詳報!)出来ればこの日のうちに帰りたかったのです。
しかし映画やお芝居じゃあるまいし、そんなにうまく時間通りに終わるの?と疑問に思う人もいるでしょうが、生中継の「ロウ」で放送時間内に収まりきらない事も、逆に時間が余る事もなくぴたっとショーが終わるのを毎週見ていますので、絶対大丈夫と確信していました。 WWEは完璧かつ上質のエンターテインメント、時間を大幅に超過して観客に迷惑をかけるような事はあり得ないのです。

さて一夜が明けた二日目、この日都内某所では、キング・バレットとケビン・オーエンズのサイン会が行われました。
先着40名の参加券をゲットしようと発売日の発売開始時間と同時にインターネットで申し込んだのですが、操作にちょっと戸惑っている間にわずか数分で完売の表示!
思わず画面に向かって「トワイライトエクスプレスか!?」とツッコミましたよ(苦笑)。あ〜あ、スーパースターと会えるチャンスを不意にしてがっくりでしたが、それにもう一つ、実はこの日は何と京都の呉竹文化センターで「太田裕美コンサート 2015」が行われたのです!
我が関西で、しかもソロコンサートに行けないとはショックですが何しろWWEは年に一度の来日ですから涙を呑んで今回はこちらを優先したのです。
でもよく考えれば昨年までのさほどWWEに関心のなかった私でしたら1000%間違いなくコンサートに行っていました。 まさか一年後にこんなにWWEにハマっているとは、いや〜、人生は何が起こるかわかりませんわ。
午前中にホテルをチェックアウトした私は夕方まで時間があったので水道橋の東京ドームホテルに行ってみました。 WWE御一行がこちらに宿泊しているからです。
ロビーにはWWEのTシャツを着た出待ち軍団が既に10人ぐらい待機していました。
スーパースターズの写真が撮れたりサインが貰えれば超ラッキー、しかしいい年してホテルで選手の出待ちなんて学生時代以来約30年ぶりの事ですよ(笑)。
ロビーには喫茶室があったのでそこでのんびりとコーヒーなど飲みながら時間を潰していたのですが結局誰一人として現れず…夕刻になったので出待ち組も諦めて両国へ向かい出しました。選手たちは恐らく相当早い時間に会場に向けて出発したのでしょう、う〜ん残念…。

WWE Live二日目の目玉は前WWE世界ヘビー級王者、猛獣ブロック・レスナーの参戦です。
今回の日本公演はハウスショーと書きましたが、レスナー登場に合わせこの日の大会は急遽オンデマンド放送で世界に生中継で配信される事になりました(日本ではスカパー!で後日オンエア)。

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 「スープレックス・
シティ」ブロック・
レスナーのTシャツ

生中継とあって6時きっかりに試合開始、前日に負けず第一試合から凄い盛り上がりの中、注目のレスナーは第5試合に登場しました。
対戦相手のキングストンは最初から及び腰で必死に逃げ回るもののあっさり捕まり、ここからは恐怖のスープレックス・シティ(祭り)の始まりです。
ポンポンと投げっぱなしジャーマン3連発で叩きつけると必殺のF5でわずか2分38秒で電撃フォール勝ち、呆気ない秒殺劇に力を持て余し気味のレスナー、観客の「スープレックス・シティ!」のリクエストに応えると既に失神しているキングストンを無理矢理引きずり起こすとまたもジャーマンで投げF5!
心優しい?私などは(あ〜あ、失神している相手に止めてあげてよ!)と思ったのですが、観客とは残酷なものですね(笑)。 さらには助けにやってきたキングストンの相棒二人もF5でKOして、流石に会場中が凍りついていました。
戦慄のレスナー劇場の後は日本凱旋のベイラーがオーエンズを破ってNXT王者となって故郷に錦を飾り、日本公演のエースであるUS王者のジョン・シナは前日に続いてメインを務めドルフ・ジグラーとのコンビで快勝し有終の美を飾りました。
生中継のおかげか前日以上にテンポ良く進み、全試合が終了したのは何と8時半!
つまり前日より15分も早い2時間半のショーで、おかげで8時50分の新幹線に乗る事が出来ましたよ。 それでも家にたどり着いた時はもう日付けが変わっていましたが、二日間に渡って繰り広げられた夢空間の興奮が冷めずなかなか寝付けませんでした。
WWE Live 2日日の模様はこちらをクリック

正直昨年夏に大阪で観た時は選手の名前もストーリーラインも全く頭に入っていなかった為感情移入しにくかったのですが、一年間勉強(笑)した成果で今回は心ゆくまで楽しめた日本公演、かなり気の早い話ですが来年も待ち遠しい限りです。
そして日本公演も良いですが、やはり本場アメリカでWWEを観戦したいという思いがますます強まりました。
究極の夢は世界最大の祭典「レッスルマニア」に行く事、夢はただ夢見ているだけでは駄目、実現してこそ価値があるものですからいつの日か必ず叶えたいと思います。

<過去の日記>
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