包装資材の専門商社 タミヤ

ホーム タミヤのチカラ 商品ラインナップ 環境保全活動 会社情報 お問い合わせ

会社情報

Home > 会社情報 > 社長の経営日誌
会社概要
主要販売・仕入先
社長の日誌

社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.313 2013.2.23
「 電流爆破 」

 

 クリックで拡大
 大阪で実現した
電流爆破デスマッチ
 クリックで拡大
 小型爆弾が取り付けられた
有刺鉄線

前回(FILE No.312参照)に続き2月8日またもや行って来た大阪府立体育会館、今回行われたのは「なにわ大花火」と題した特別興行で、その名の通り曙と大仁田厚のノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチが実現しました。
元横綱と元参議院議員が電流爆破で戦うのですから、まさしく何でもありのマッチメイクですが、会場ではまたも四国銀行の有光支店長と合流しました。
支店長は転勤が決定(涙)、大阪でのプロレス観戦はひとまず今宵がラストとなります。
支店長の門出に相応しく大阪で約20年ぶりとなる電流爆破デスマッチはど派手な大花火を打ち上げました。これぞまさしく電流爆破送別会です(笑)。

通常、リングの四方を囲んでいるロープを外して代わりに有刺鉄線を張り巡らせ、その有刺鉄線に電流を流して無数のプラスチック爆弾をぶら下げるという破天荒なデスマッチを大仁田が考案し初めて実現させたのはもう23年も前の事です。
(1990年8月4日、東京レールシティ汐留)
当時東京在住だった私も足を運びましたが怖いもの見たさと初モノ大好きなファンが集まり会場は超満員でした。
但し今思えば爆破と言ってもどうせ大した事はないんだろうという冷やかし半分、斜に構えた目線の客も多かったように思います。
しかし、ゴングが鳴ってまもなく大仁田が有刺鉄線にぶつかりこの日最初の爆発が起こると誰もが声を失いました。
後の電流爆破はどんどん爆弾の量を増やしていったのでそれと比較すると一回目のこの日の爆発はまだまだ小規模だったのですが、何しろ史上初ですからそのインパクトは絶大です。
試合が進み大仁田とこの日の対戦相手のターザン後藤が有刺鉄線に近づくと客席からは悲鳴が上がり、凄まじい爆発音に備えて両耳をふさぐ人もいました。
何度も被爆を繰り返す両雄のプロ魂に思わず私も「もう止めさせろ!」と声を張り上げてしまったほどでこの試合写真を表紙にした翌週の週刊プロレスの表紙には「わかったからもうやめてくれ。」というキャッチコピーが踊っていたのが印象的です。

「夏のイベントとして最大のデスマッチをやりたくて最初はファイヤーデスマッチを考えたんだよ。でも消防法とかで許可が降りない。
そこで俺か誰かが爆弾はどうかな?って言い出したと思うんだよ。
本来デスマッチは有刺鉄線とか痛みがわかるものがいいわけで爆弾というのは非現実的なんだけど、爆発という視覚効果があるからいいんじゃないかって。(中略)
でも残酷ショーを見せる為にデスマッチを始めたわけじゃなからね。
それはリアリティーの追求であり、ヒューマニズムが存在しないと意味がないんだ。
あの電流爆破のリングに立った時にどんな人間模様や人間ドラマができあがるのか、レスラーそれぞれの人生が透けて見えるかが重要なんだよ。
だから俺はやるんだったら電流爆破がぎりぎりの線だと思っているよ。」
(辰巳出版「Gスピリッツ」大仁田のインタビューより)

電流爆破の凄いところは人間の持つ五感のうち、視覚効果だけでなく凄まじい爆音で聴覚を、さらには立ち込める火薬や煙の匂いで嗅覚までも刺激する事です。
そして日頃から「グロになったら駄目なんだ。」が口癖だったという大仁田は、どんなに爆破のインパクトが凄くてもきちんとリング上でレスリングを行う事により、そのポリシーを証明しました。
本来デスマッチはプロレスラー同士が完全決着をつける為に行うもの、その事を忘れ仕掛けのみに走ると本末転倒です。
単なるSMショーではなく、多くの人を感動させる芸術に昇華させた事によりこの試合は1990年度のプロレス大賞のベストバウト(年間最高試合)を獲得、電流爆破は世間から認知されました。

以後大仁田は内外のトップレスラーを次々と電流爆破のリングに立たせる事に成功、 仕掛けも様々に進化し、金網を張り巡らせて爆弾を取り付ける「金網電流爆破」、場外やエプロンに爆弾を設置する「地雷爆破」、タイマーのスイッチを入れて定刻にリングの回りに設置した爆弾が破裂する「大型時限爆弾」、神宮プールにリングを作り回りのプールに爆弾を浮かべる「水上機雷爆破」…多くのバリエーションが誕生しました。
インディ全盛期の90年代、多くの電流爆破をナマ観戦で体感した私もすっかり中毒患者になってしまいました。

今回の大阪では久しぶりの電流爆破マッチも通常のリングの四面だけでなく、コーナーにも有刺鉄線電流爆破ボードを設置、さらには有刺鉄線電流爆破バットまでが用意されており大仁田と曙が身体を張って電流爆破に身をさらす様には感動を覚えました。
今回の特別付録は大阪を震撼させた史上最大のデスマッチをとくとご覧下さい。
こちらをクリック

しばらく封印していた電流爆破を再び解禁してくれた事は喜ばしい限りですが、その真意を大仁田はこのように話しています。
「いつの時代も対局するものがないとその業界は繁栄しない。邪道って反体制だから。
自民党が圧勝する時代だけど野党が一議席もなかったら独裁政権になってしまう。
新日本プロレスが独走するような状態だから俺みたいなのが求められているんだろうな。」
そして「まだまだ夢の途中」と最後に語った思いとは…
「最後の夢は…還暦で電流爆破マッチをやる事かな。そこまでやり通せばこの邪道もきっと認められるんじゃないの(微笑)。」

<過去の日記>
サイトマップご利用にあたってプライバシーポリシー

(c) 2007 TAMIYA.Ltd