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社長の経営日誌

 FILE No.237 2011.8.27
「 8・26 プロレス 夢のオールスター戦(1) 」

 

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 32年前、そして今年、
オールスター戦が
行われた日本武道館

このブログの更新日である8月27日土曜日、東京・日本武道館でいよいよ東京スポーツ新聞社主催のプロレス三団体の夢のオールスター戦が開催されます。
東日本大震災のチャリティーとして行われるこの大会は、メジャー三団体と呼ばれる新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアが集結した合同興行です。

東京スポーツ主催のオールスター戦は1979年(昭和54年)8月26日にたった一度行われて以来実に32年ぶりの事です。
当時は3団体しかなかったのですが、新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスが一夜限り同じリングに上がった画期的な日でした。
以来、8・26(ハッテンニーロクと読む。)はプロレスファンにとって文字通りの伝説となったので東京スポーツは32年前と同様、今年のオールスター戦も8月26日に実施したかったようです。
しかし今年の8・26はあいにく平日の金曜日、そこで集客を考慮して一日ずらし土曜日の27日開催に決めたというわけです。

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 こちらはIGFが
オールスター戦を行った
両国国技館

そしてそこに殴りこんだのが我らがアントニオ猪木!
猪木率いるIGFは何と同じ8月27日の同時刻に日本武道館からさほど遠くない両国国技館でやはりチャリティーとしてIGF版格闘技オールスター戦の開催を電撃決定!
まさしく平成の隅田川決戦、真夏の興行戦争の勃発だ〜!!
しかし猪木は別に武道館に喧嘩を売ったわけではなく、相乗効果で両方が爆発すれば良いという考えなのです。

武道館だけなら一万人ですが国技館も合わせると二万人の動員が可能、当日は隅田川の花火大会もあるそうで周辺は大変な人出になるでしょう。
えっ、私? 私は猪木信者ですから勿論、国技館の方に行きますよ!
でも一日ずれていたら両方観戦できたのになあ…。

さて、武道館のオールスター戦ですがメジャー三団体集結と言ってもマット界のスケールが小さくなってしまった事や新日本、全日本、ノアは現在も定期的に交流を行っている事からそう大きな衝撃は感じません。
しかし32年前はそれこそ天と地がひっくりかえるようなインパクトをファンに与えました。
それだけ当時の新日本、全日本、国際の三団体の間には高い壁があったのです。
特に新日本と全日本、ジャイアント馬場とアントニオ猪木はまさしく東西冷戦状態、そんな両団体間のベルリンの壁がたった一夜とは言え崩れたのですから8・26はまさに奇跡の一日でした。
ここではその奇跡が起こるまでの経緯を追って見ましょう。

東京スポーツ新聞社が自社の創立20周年を記念してプロレスのオールスター戦的なイベントをやる為の協力要請を新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスにしたのは1979年の2月の事でした。
期日は8月26日、会場は日本武道館、新日本と国際は諸手を挙げて賛成しましたが、全日本プロレスの馬場代表だけは「前向きに考えさせてもらいます。」と返事はしたものの内心はやりたくないと思っていました。
しかし創刊当時からプロレスを一面で扱う東京スポーツとの関係を悪くする事を危惧して無碍に断れない状況だったのです。
馬場は側近に「長いものには巻かれろという事だよ。」と本音を漏らしたそうですが、何故そこまで馬場は新日本との交流に拒否反応を示したのでしょうか。

(次回へつづく)
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