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社長の日誌

社長の経営日誌

2009.5.9
FILE No.107
テーマ 「 リスパック 関東工場 」

前回(FILE NO.106「リニア・モーターカー」参照)詳報の通り、先月(4月)の16日にリスパックさん(以下、敬称略)の関東工場の竣工式に出席させて頂きました。

当日は大安吉日、しかも同社の創立記念日でもあるそうで、竣工式の日程としては最高の日でした。
朝6時47分新大阪発の新幹線に飛び乗り、眠い目をこすりながら東京から上越新幹線に乗り換え本庄早稲田駅まで約50分、駅には迎えのバスが来ていました。
駅からバスに向かう多くの集団、これ全て全国から集まった包材屋(笑)、40分ほどで群馬県伊勢崎市に位置する巨大な工場が見えて来ました。

真っ白な外観を目にした時にはさすがに感激して、じ〜んと胸に来ましたよ。
…決して大げさな話ではなく、この工場こそがリスパックの命運を握っているのです。
「華麗なる一族」で言うなら、阪神特殊製鋼が造った高炉のようなものですね(笑)。
この高炉、じゃなかった工場は総敷地面積が約7万3千平方メートル、東京ドームが3つ入る程の広大な土地にあり最新鋭の設備を整える、まさしく日本最大級のものです。(関東工場の詳しい概要は、同社のHP www.risupack.co.jp を参照。)

食品の安心・安全が叫ばれる中、食品を入れる容器にも中身と同じレベルの安全性が求められるとの判断のもと、食品工場並みにクリーンな容器工場が完成したのです。
外観だけでなく中も白一色で統一されており、食品工場、病院、いやいやSFに出て来るような近未来都市かと錯覚しそうでした。(ちょっと大げさか?)
ガラス越しに現場を覗くと、巨大ロボットが製造中(笑)…というのは冗談で、リスパックが力を注ぐA−PETと呼ばれる素材を使用した透明容器が大量生産されていました。さらに近い将来には、同社が次世代容器として期待するポリ乳酸(FILE NO.081,082参照)製の容器製造にも着手するそうです。

工場見学の後のレセプションには、群馬県の知事と伊勢崎市の市長も出席され
ていました。でもどうせなら個人的には、知る人ぞ知る?伊勢崎市が生んだスーパースター、ミスター・ポーゴ(*)に来て欲しかったなあ…。
このポーゴ先生、父親が群馬県の県会議員だった事もあり、今から6年前には
自身が伊勢崎市市議会選挙に立候補したのです。(あえなく落選。)
もしこの時当選していたら、本当にゲストとして今回の竣工式にやって来ていたかもしれません。レセプションで、リング上と同じように火炎噴射を見せて欲しかったものです。神聖な式の最中にこんな事ばかり想像している私は、大馬鹿者です。

話が脱線しましたが、冒頭に挨拶に立たれた大松社長の言葉には、揺るぎ無い信念をもとにした固い決意が感じられました。
100年に一度と言われる大不況の中、我が業界もまさしく生き残りを賭けた最終戦争に突入しています。
何度も言うようにリスパックにとって今回の関東工場は、まさに一世一代の大博打、生意気を言わせてもらうなら全社員がその事を肝に銘じ、大将の指揮のもとに力を結集する事を願ってやみません。
ささやかながら、我々販売店も全力で協力する所存です。

*ミスター・ポーゴ
本名、関川哲夫。1951年伊勢崎市出身、父親は群馬県議会議員を務めた。
中央大学を中退し相撲入り、その後プロレスに転向。
顔にペイントをし、鎖鎌とチェーン、火炎殺法でヒール(悪役)として全米マットで大暴れ、日本では大仁田厚との抗争でブレイクする。
2003年、ライバルの大仁田、ザ・グレート・サスケに刺激されたか?突如、伊勢崎市の市議会議員に立候補した。
<過去の日記>
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